田中ひろし法律事務所のBlog
2015年6月16日 火曜日
傍聴のススメ ~裁判をもっと身近に~ 第5回
こんにちは、田中ひろし法律事務所です。
前回は少し話がそれてしまいましたが
今回は傍聴する際の具体的なポイントなどを
ご紹介したいと思います。
まず、熊本地方裁判所
(以下、「熊本地裁」と呼びます)についてです。
裁判所のホームページにも熊本地裁の情報が掲載されています。
http://www.courts.go.jp/kumamoto/
「熊本地方裁判所」と検索するとこちらのページがヒットしますね。
場所は熊本市中央区の京町にあります。
個人が傍聴する場合、特別な手続きは必要ないということは
以前にも紹介しましたね。
(裁判所のホームページにも書かれていますが、団体の場合は
事前に問い合わせをしたほうが良いです)
服装も基本的には自由です。
関係者はスーツなどを着用していることが多いですが
カジュアルな服装でもまったく問題ありません。
裁判が行われるのは平日です。
何時からどんな裁判があるかは、当日、裁判所の受付や
ロビーで確認できるようになっています。
熊本地裁の場合は、入口を入った後のロビーに
その日の裁判の予定が掲示されています。
さて、気をつけたいのは次の3つです。
1.持ち物
撮影・録音ができる機器は持ち込めませんので
カメラなどを日ごろから持ち歩いている方はご注意ください。
携帯電話は、法廷(裁判が行われる場所)内では
電源を切ることになっています。
傍聴していることをFacebookやTwitterに書き込みたいときは
法廷の外で行うようにしましょう。
(傍聴席は裁判の最中でも出入りが自由です)
筆記用具やメモ、ノート、スケッチブック等の持ち込みは自由です。
実際、テレビのニュースでもスケッチが使われていますね。
携帯電話やスマホ、パソコンは使えないので、
初めての方でもメモとペンは持っていくことをおすすめします。
傍聴しながらメモをとっておくと、裁判の流れがわかりやすくなりますよ。
2.法廷内では静かにすること
裁判といえば、裁判長が「静粛に!(トントン)」と
小槌を叩くシーンを思い浮かべてしまう方も
少なくないのではないでしょうか。
実は、日本の裁判にはあの小槌はありませんが
静粛にしなければならない、ということはご想像通りです。
友達同士で傍聴に行くことはまったく問題ありませんが
法廷に入ったら私語厳禁であることはお忘れなく。
3.裁判官や書記官の指示に従うこと
裁判は人や企業の一生が決まってしまうかもしれない
とても重要な場所です。
そして、傍聴人はお客さんではありません。
裁判官や書記官の指示にはきちんと従い
裁判の邪魔になることがないよう気をつけましょう。
いかがでしたでしょうか。
私たち法律事務所の職員は仕事で裁判所に行くので
傍聴をする機会は少ないですが、
機会があれば、実際に傍聴をしてみて、
裁判所の様子などをレポートしてみたいと思います。
お楽しみに。
なお、裁判所ホームページ内の「見学・傍聴案内」はこちらです。
http://www.courts.go.jp/kengaku/
傍聴について詳しく紹介されているサイトもありました。
http://saiban.fc2web.com/index.html
前回は少し話がそれてしまいましたが
今回は傍聴する際の具体的なポイントなどを
ご紹介したいと思います。
まず、熊本地方裁判所
(以下、「熊本地裁」と呼びます)についてです。
裁判所のホームページにも熊本地裁の情報が掲載されています。
http://www.courts.go.jp/kumamoto/
「熊本地方裁判所」と検索するとこちらのページがヒットしますね。
場所は熊本市中央区の京町にあります。
個人が傍聴する場合、特別な手続きは必要ないということは
以前にも紹介しましたね。
(裁判所のホームページにも書かれていますが、団体の場合は
事前に問い合わせをしたほうが良いです)
服装も基本的には自由です。
関係者はスーツなどを着用していることが多いですが
カジュアルな服装でもまったく問題ありません。
裁判が行われるのは平日です。
何時からどんな裁判があるかは、当日、裁判所の受付や
ロビーで確認できるようになっています。
熊本地裁の場合は、入口を入った後のロビーに
その日の裁判の予定が掲示されています。
さて、気をつけたいのは次の3つです。
1.持ち物
撮影・録音ができる機器は持ち込めませんので
カメラなどを日ごろから持ち歩いている方はご注意ください。
携帯電話は、法廷(裁判が行われる場所)内では
電源を切ることになっています。
傍聴していることをFacebookやTwitterに書き込みたいときは
法廷の外で行うようにしましょう。
(傍聴席は裁判の最中でも出入りが自由です)
筆記用具やメモ、ノート、スケッチブック等の持ち込みは自由です。
実際、テレビのニュースでもスケッチが使われていますね。
携帯電話やスマホ、パソコンは使えないので、
初めての方でもメモとペンは持っていくことをおすすめします。
傍聴しながらメモをとっておくと、裁判の流れがわかりやすくなりますよ。
2.法廷内では静かにすること
裁判といえば、裁判長が「静粛に!(トントン)」と
小槌を叩くシーンを思い浮かべてしまう方も
少なくないのではないでしょうか。
実は、日本の裁判にはあの小槌はありませんが
静粛にしなければならない、ということはご想像通りです。
友達同士で傍聴に行くことはまったく問題ありませんが
法廷に入ったら私語厳禁であることはお忘れなく。
3.裁判官や書記官の指示に従うこと
裁判は人や企業の一生が決まってしまうかもしれない
とても重要な場所です。
そして、傍聴人はお客さんではありません。
裁判官や書記官の指示にはきちんと従い
裁判の邪魔になることがないよう気をつけましょう。
いかがでしたでしょうか。
私たち法律事務所の職員は仕事で裁判所に行くので
傍聴をする機会は少ないですが、
機会があれば、実際に傍聴をしてみて、
裁判所の様子などをレポートしてみたいと思います。
お楽しみに。
なお、裁判所ホームページ内の「見学・傍聴案内」はこちらです。
http://www.courts.go.jp/kengaku/
傍聴について詳しく紹介されているサイトもありました。
http://saiban.fc2web.com/index.html
投稿者 弁護士法人田中ひろし法律事務所